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極上のカリビアン・ジャズ/ジャズグルーヴ満載の好コンピが登場。仏海外県マルティニークのパーカッショニスト、Henri Guedonの名曲の数々がここに

フランス海外県マルティニークのSSW/パーカッショニストHenri Guedonが、1960年代後半から1970年代にかけてリリースしていた極上の名曲達をコンパイルした1枚が登場。ラテンジャズ、カリプソ、ビギンなど、多彩なエッセンスをいとも簡単に取り込み、見事なグェドン節を聴かせてくれます。もし彼が米国に渡っていたらRay Barretto辺りと確実に比較されていたであろう程の格好良さで、取り分けDJユースな楽曲は、彼の名を知らぬ方にとっては相当な驚きでしょう。年代や作品によって微妙にスタイルを変えていますが、ブーガルーの「02. Shinga Swing」、キラーなデスカルガ「07. Vulano」、ラテンジャズ「11. Concierto De Mi Bongo」、「12. Marcel Song」など、彼のタイトでファンキーなパーカッションを軸にした極上のラテンがぎっしり詰まっています。

こちらのコンピCDもすでに廃盤になっています。

個人的には、ジワジワと高揚するスピリチュアル・カリビアン・ジャズな名曲「01. Guajira contestacion」が好きです。間奏のフルートが格好良過ぎる「11. Concierto De Mi Bongo」はDJ ilDもプレイ！(mm)