Media / 盤)

Sleeve / ジャケ)

プロダクション・デシネ☆☆第67弾。
知っていますか？我らがピエール・マイゼロワ氏の幻の2ndアルバムを...。そして、そこには奇跡の名曲「Leve leve」に並ぶ極上メロウな大名曲が収録されているのを...。

フレンチ?カリビアン・サンバの最高の名曲(最高峰ではなく、“最高”って言い切ってしまってイイのでは？...)「Leve Leve」を収録した1979年の奇跡のアルバム『サルサ』が当店レーベル『プロダクション・デシネ』より復刻され、その名をより知られるようになった、フランス海外県マルティニーク在住の男性SSW、ピエール・マイゼロワ氏。そんな氏が、1983年に秘かに吹き込んでいた2ndアルバムが本作です。基本的なサウンドは前作を踏襲する軽快なカリビアンですが、歌モノ、特にメロウな歌モノの度数がアップしていて素晴らしいです。軽快なカリビアンダンサー「07. Reveil sonne」(中盤の鍵盤が格好良すぎです)、「02. Sous les tropiques」などイイのですが、ここでの注目はスロウの泣きのメロウチューン。「05. La tendresse」、「08. A bientot」は心の琴線に触れる泣きのメロディが最高で、ピエール氏のメロディセンスの良さに泣かされる隠れた名曲です。

と、ここで終わりではなくて、本作にはさらなるハイライトがあります。そしてそれが前述の「Leve leve」をアーバンに進化させたような極上のナンバーなのでヤバいです。本CDではオープニングを飾る「01. Week-End」がそれですが、もはや言葉になりませんのでこの辺にしておきます。一言でいうなら“キラー”だと断言させて頂きたいです。サビのラララーコーラスとか、スゴいんです。

A式の紙ジャケット仕様です。今回の復刻に際しては、“幻”の1987年の7"シングルに収録の2曲、『09. Juste un moment』、『10. Lady Californie』をボーナス曲として収録。これがまた、よりアーバン度を増しつつ、しっかりマイゼロワ流のキラキラメロディが満喫出来る極上のブギーに仕上がってて最高です。流石です。

「01. Week-End」は、ミュージック・デシネ・クラシック中のクラシックです。ホントにこの人はスゴいです...。粋なポージングもナイスなジャケも雰囲気抜群です。まさしく、知られざる名盤、是非お試し下さい。(mm)

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