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Artist) | Marcos Valle (マルコス・ヴァーリ) |
Title) | Tunel Acustico (トゥネル・アクスティコ) |
Format) | New LP |
CoO/Yr) | GBR / 2024 |
Label/#) | Far Out Recordings / FARO246LP |
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ブラジルのレジェンドによる5年ぶりの新作アルバム!リオン・ウェアとの共作曲を収録した現代のディスコ・ブギー!ボサノヴァ・アーティストとしてデビューしたマルコスだが、その引き出しは多様。70年代にはアジムスをバックに迎えたグルーヴィーなメロウ・フュージョン『Previs?o Do Tempo』(1973)をリリース。80年代前半にはディスコ?AOR系のサウンドに接近し、90年代には世界的なボサノヴァブーム?クラブジャズブームを受けてアルバム『Nova Bossa Nova』をリリース。そのどれもが高い評価を得てきた。この度お馴染みのFAR OUTからリリースされるマルコス最新作『T ? nel Acustico』(2024)は、ディスコ?AOR系のサウンドを現代的にアップデートした前作『センプリ』(2019)以来5年ぶりのスタジオ・アルバムとなる。これまでと引き続きダニエル・モーニックがアレンジ・プロデュースを担当している(マルコス自身も共同プロデューサー/アレンジャーとして名を連ねている)。注目は、なんといってもリオン・ウェアとの共作曲「Feels So Good」。この曲はなんと1979年に録音されたデモ音源がもとになっており、本作の製作途中、プロデューサーを務めたダニエル・モーニックがその音源を気に入り、アルバムに収録することを決めたのだという。AI技術を駆使しデモ音源に録音されていたアドリヴ・ヴォーカルだけを抽出して削除し、新たにオリジナルのポルトガル語詞を挿入。さらにキーボード、パーカッションを加え、現代的なサウンドで蘇らせてみせた。先行シングルとして公開されたシカゴのLaudir de Oliveiraとの共作曲「Life Is What It Is」は、かつてシカゴ名義で発表された楽曲をセルフ・カバーしたもの。極めつけは、昨年惜しくも亡くなったバート・バカラックへのトリビュート曲「Thank You Burt (For Bacharach)」だ。ジョイス、セウ、モレーノ・ヴェローゾなど、その他のゲスト陣も豪華だ。本作は、好評を得た前作『センプリ』(2019)の内容を踏襲したアルバムと言えるだろう。リオン・ウェアの共作曲やシカゴへの提供曲のセルフカバーなどを収録しており、『Vontade de Rever Voce』(1981)あたりのディスコ?AOR系のサウンドにビビッと来ている方にはたまらない内容だ。御年80歳(!)のマルコスだが、そのクオリティは未だに衰えを知らない。ブラジル音楽ファンや、ディスコ、ソウルファンはもちろん、音楽を愛する方すべてにオススメしたい極上のブラジリアン・ポップ・アルバムだ。(メーカーインフォより)
「A2. Feels So Good」、やばいですね。バカラック追悼歌もステキです。(mm)
¥5,478(税込)
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Label / レーベル: Far Out Recordings