Media / 盤)

    [Import (輸入盤), Original (オリジナル盤)]

Sleeve / ジャケ)

    [Coating (コ-ティング)]

デンマークを拠点に音楽活動を続ける女性シンガー、Birgit Lystager。1960年代にシンガーとして活動を始めていた彼女が、1970年に発表したセルフタイトルのデビューアルバムが本作です。Birgitの可憐で優しげな歌声は、聴く者全ての気持ちを安らげ、デンマークの名ジャズメンが脇を固めるバックの演奏は洗練を極めます。「Pretty World」と言う英題で知られる「A1. Vores Eget Lille Sted」、9人のあどけない子供達と共に爽快なサビのコーラスを歌い上げる最高のハッピーチューン(ブラジルの名曲「Tristeza」のデンマーク語のカヴァー)「B1. Christina」の2曲だけでも最高です。が、他の楽曲も奇跡的なのが本作が大名盤たる所以です。北欧産ボサノヴァ?ソフトロックの最高峰。これは決して過言ではありません。

オリジナル盤です（盤/ジャケはドイツ製ですが、おそらくこれがオリジナルです。）コーティング仕様のジャケットも本気で素晴らしい。

ビアギッテ・ルゥストゥエアの復刻盤の一覧

● Birgit Lystager (ビアギッテ・ルゥストゥエア) - Birgit Lystager (1970) (ビアギッテ・ルゥストゥエアの世界)』(PDLP-011)
◯ 『Birgit Lystager (ビアギッテ・ルスゥトゥエア) - St (1970)』(PDCD-181/VSCD-9822)
◯ 『Birgit Lystager (ビアギッテ・ルスゥトゥエア) - Favoritter (フェイヴァッター)』(PDCD-076/VSCD-9407)
◯ 『Birgit Lystager (ビアギッテ・ルスゥトゥエア) - Love's Labyrinth (ラブズ・ラビリンス)』(PDCD-039/VSCD-9370)
◯ 『Birgit Lystager (ビアギッテ・ルスゥトゥエア) - Ready to meet you (レディ・トゥ・ミート・ユー)』(PDCD-038/VSCD-9369)
● 『Birgit Lystager (ビアギッテ・ルスゥトゥエア) - Vores eget lille sted / Christina』(PDSP-001)

個人的にも、もの凄く思い入れのある傑作です。初めてこのレコードを聴いた時の感動は一生忘れないと思います。本作の『プロダクション・デシネ』からの復刻「Birgit Lystager (ビアギッテ・ルゥストゥエア) - St (1970) (PDCD-181/VSCD-9822)」は、僕のライフワークの一つだと思います...。(mm)

盤は見た目にまずまず良好ですが、若干チリ音が出ます。試聴でお試しください。