PDCD131dd
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Artist) | Trio Juarez (トリオ・フアレス) |
Title) | St (1970) |
Format) | New CD |
CoO/Yr) | Jp / 2014 |
Label/#) | production dessinee / PDCD-131/VSCD-9462 |
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プロダクション・デシネ★第131弾。
儚くも美しい旋律の数々...。フォルクローレとジャズ、クラシックのモダンな融合がここに。アルゼンチンが生んだ偉大な音楽家マノロ・フアレスが1970年に吹き込んだ傑作が世界初の銀盤化。ほとばしる哀愁、情感豊かな旋律、洗練のアレンジなど、全てが感動的な傑作です。
アルゼンチン第二の都市・コルドバ生まれの作編曲家/ピアニスト、マノロ・フアレス。ピアニストとして、若くしてコンクールの受賞歴を多数持つなど非常に優れた才能の持ち主でありながら、多くの楽曲提供やクラシック作品にも精通しつつ、フォルクローレをモダン・アレンジした作品を発表するなど、多才ぶりを発揮していた彼が、その到達点の一つとして結成したユニットが、このトリオ・フアレスであり、この名義で1970年に吹き込んだ初の作品が本作『トリオ・フアレス (1970)』です。
自身のピアノを軸にしたギターとドラムを交えた変則的なトリオ編成ながら、心に染み込むようなフォルクローレの名曲を、程よく感じさせる洗練のクラシックのエッセンスを交え、華麗なジャズ演奏で聴かせる、切なく、美しくも都会的なサウンドが実に素晴らしいです。所謂“土臭い”フィーリングは希薄で、哀愁感たっぷりの旋律を、流麗なピアノのタッチで聴かせる、カテゴリーで分け隔てる事の出来ない、唯一無二の作品です。
穏やかに揺れ動くイントロのギターフレーズから物悲しさが漂う「01. Zamaba de vargas」からその世界観が見事に表現されていますが、何と言っても切なげなピアノの旋律の美しさが際立つ楽曲群が素晴らしいです。穏やかに、優しく語りかけて来るようなメロディが印象的な「03. La nochera」に「07. La lopez pereyra」、哀愁たっぷりのケーナを交えて聴かせる自作曲「05. La del hombre solo」、終盤にかけて心をくすぐるような音階が紡がれる「11. Zamba del carnaval」など、各曲のクオリティ、統一感の素晴らしさに加え、アルバムを通して描かれた儚くも感動的なストーリー性にも驚かされる傑作です。
世界初の正規復刻です。オリジナルLPを再現した、A式の紙ジャケット仕様での復刻です。
*マノロ・フアレス関連の初期の傑作4タイトルが、『プロダクション・デシネ』より連続復刻されます。いずれも甲乙付け難い傑作揃いです。
この作品は、個人的にも15年以上も愛聴していますが、ホントに味わい深く感動的な作品です。いつ聴いてもその哀愁感に胸を締め付けられる、そんな大傑作です。(mm)
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¥2,750(税込)
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Label / レーベル: production dessinee