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イタリアの作編曲家、ステルヴィオ・シプリアーニが1974年に残した映画音楽を中心としたカヴァー集。自ら奏でるピアノと美しい弦アレンジで聴かせる優雅でドラマチックな好作です。
多くのイタリア映画音楽の名作を手掛けた作編曲家Stelvio Ciprianiの1974年作。自ら奏でるピアノと美しい弦アレンジで聴かせる優雅でドラマチックな好作です。映画の主題曲のカヴァー中心ですが、選曲も気が利いています。泣ける「A3. Los Paraguas De Cherburgo」、軽快なスキャット曲「B5. Tema De Rosy」、ジワジワ高揚し最後はビートの効いた展開になる「A5. Romeo y Julieta」など良いですが、白眉はタイトル曲「A1. Antla」。Nora Orlandiのスキャットも美しい。
こちらは1979年のスペイン盤です。曲順も、収録曲も1974年のイタリア盤とは結構違うので、別盤と考えた方が良いかも知れませんね。ちなみに、スペイン盤はジャケ違いの盤もあります。
個人的には、繊細で感動的に仕立てた「B4. Los Molinos De Tu Espiritu (Windmills of your mind)」、「B6. Anonimo Veneziano」が好きです。(mm)
盤は見た目にスレ/小傷が見受けられ、静音部分ではチリ/プチ系のノイズが出ます。試聴でお試しください。
A1. Antla ♪ 試聴 / Listen ♪
A3. Los Paraguas De Cherburgo ♪ 試聴 / Listen ♪
B4. Los Molinos De Tu Espiritu ♪ 試聴 / Listen ♪
B5. Tema De Rosy ♪ 試聴 / Listen ♪
B6. Anonimo Veneziano ♪ 試聴 / Listen ♪
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Label / レーベル: Cardisc